2009年5月14日木曜日

「トビタで任侠映画をみる!+新世界まちあるき」終了!


5月10日(日)晴れすぎ!というくらいの晴天にめぐまれ
ついにまちあるき企画がスタートしました。参加者の方々は総勢13名(一般参加の方4名、ボランティアさん9名)。スタッフとガイドさんをいれると19名の大人数となりました。参加者セットには、特性「新世界ガイドMAP」と八木ガイド編「新世界と飛田の歴史&古地図」付き。 

ルートは通天閣からまずは、知られざる「生活感あふれる新世界」として 北側エリア、そして串カツ屋さんで溢れる繁華街で「名画座」のなごり見学、そして「じゃんじゃん町」という順番。まず北側エリアでは、自由行動にして、市場でコロッケと豆乳を堪能。渋い路地裏などを散策しました。その後集合して、神社で石のおみくじ。一本道路を隔てるだけで、この静けさ。
繁華街では、参加者セットの中の古地図を片手に、名画座のなごりを探索。今は、串カツ屋さんやお土産屋さんなどすっかり観光地になった新世界の繁華街ですが明治〜昭和初期にかけて、大スクリーンの映画館が10こ!もあったのである。やんちゃ坊主達がスクリーンの中でゴジラになぎ倒される通天閣をみて本気で劇場を飛び出したという逸話も・・

この辺りの映画館はその後、→パチンコ屋さん→串カツ屋さんと変化したそうです。属に言う「三段活用」立ち飲み屋さんの脇にひっそりとのこる、虎さんの立て看板などにキュンとしながら、じゃんじゃん町へ。アーケードに展示された明治〜昭和初期の新世界の写真を観覧。昔はここにロープウェイがあったらしい!途中、飛び入り参加、ほろ酔いのおっちゃんおばちゃんにアワワとなりながら、休憩cocoroomへとむかったのでした。


飛田では、猫塚を訪問。新世界の演舞場で芸者さんや芸人さんが、当時使っていた三味線の形をした石碑。本物のネコたちも、あちらこちらから出てきてくれました。その後、飛田東映で任侠映画を観覧。平泉成に乾杯。いわゆるシネコンとは違う独特の雰囲気でしたが、名画座らしい大きなスクリーンに緞帳が下がりました。 

体感温度30度近くのあっつい日に、盛りだくさんのまちあるきでしたが参加者の方々から出た新世界のまちについての質問、疑問から、八木ガイドにはたくさんの調べもの課題ができたのでした。
キンキラした派手なイメージの新世界でしたが、市場・住宅街、名画座街、立ち飲み街といろんな顔をもつまちとしての一面を発見できたのではないでしょうか。

次は、靭公園ギャラリーめぐり!

写真スライドショーもあります。右画面メニュー下をチェックして下さいね。
ただいま映像編集中。もうしばらくお待ち下さい=。

当日つかったMAP(クリックすると大きく表示されます。)↓